えらぶに移住して1年経って思うこと

こんにちは。椎名ゆりです^^
早いもので、明日で私たちが沖永良部島に移住して1年になります。
楽しいこと、新しい取り組み、たくさんの出会い。本当に色々ありました。
思えば移住初日から島の友だちが友だちを連れて、私たちの引っ越しを手伝いに来てくれて。
本当に、色々と助けてもらうことが多くて、人の温かさをたくさん感じた1年でした。
…フィリピンに住んだときも思ったんですけどね。
その土地を訪れて3日では、その土地の存在を「知る」だけ。
1週間経つと、ようやく「訪れた」という気持ちになる。
3週間経つと、体が島に慣れてきて。
1ヶ月でやっと、「暮らし始めた」という感覚になる。
3ヶ月経つと、ある程度行動範囲が定まってきて。
6ヶ月経つと、少し「暮らした」という気持ちになれる。
1年経ってようやく、この島の一年がどんなものかを知ることができて。
2年目はきっと、もっと細かなことに気づいたり、島に合った暮らし方のコツを覚えていくんだろうな。
私たちは「毎日五感やココロが開いた感覚で過ごしたい」というのが、沖永良部に移住した最大の理由だったんですが…1年経って、やっぱりその気持ちは変わりませんでした。
毎日家の近くに海があって、空が広くて。
大自然から、圧倒的なパワーを感じて。
沖永良部島にいると、自然とその「開いた」感覚になるし、feel itでゲストのみなさんを案内しているときも、「やっぱりこれが一番大事だよなぁ」って思う。
その感覚の大切さは、本当に1週間、3週間、1ヶ月、3ヶ月…と長く居るほどわかっていく。
そして、長く居て都会に戻ったときほど、「やっぱりその環境が必要なんだ」と気がつく。
沖永良部での移住者仲間も「帰省すると、早く島に帰りたくなる」と言っているし、その気持ちは本当にめちゃめちゃわかる(笑)。
もちろん、都会にしかないものとか、都会の良さもある。
買物とかテーマパークとかおしゃれなものは、私も大好きだし^^
だけど、365日24時間それを求めているわけじゃないし、必要なときに行けば良いだけなんだよねぇ。
それよりも、「ベースキャンプ(本拠地)」が本当に心と体の安らげる場所かどうかってことの方が、よっぽど重要っ!!
人口数十人とか、数百人の島だとわからないけど、沖永良部は人口約13,000人。
それだけいればコンビニもスーパーもドラッグストアも100均もジムもあるし、必要なものは大体揃ってる。Amazonも無料で届くし、日常生活ではほとんど不便がないんだよなぁ。
私たちは飽きっぽいし、「せっかく日本人に生まれたんだから、地球の色んな場所で楽しみたい!」という気持ちもあるから、ずーっと沖永良部島にいるかどうかはわからないけど、しばらくはここでの暮らしを楽しもうと思います♪
いずれ遊牧民のように、旅しながら暮らしたいなー^^
椎名ゆりでした☆