他人のマネをしても、上手くいかない理由

こんにちは。椎名優理です^^
今日も暑いですね~。
連日あまりにも暑くて、庭の草むしりをしたいと思いながら、ついつい後回しにしている今日この頃です^^;
そんな風に、日常的な「やった方がいいし、やりたいんだけど、ちょっと面倒なこと」があるとき、みなさんはどうしてますか?
私はそういう時、”TO DOリスト”を作ります。
何を隠そう、元々私はゲーマーだったので、”TO DOリスト”を作ると、それを消したくてウズウズするのです(笑)。クエストクリアするような感覚になって、それ自体がちょっと面倒なことだったとしても、消すことが快感になるんですよね。なので、リストにしてしまった方が「やりたくないな~」という気持ちが減って、結果的にリストを作らないときより格段に早くコトが済むのです。
モンハンも好きだった・・・
ところが・・・。
私の旦那さんは、私と全く真逆です。
”TO DOリスト”を作った途端に、やる気をなくしてしまうタイプなのです。
「やりたい」という気持ちが、リストにした瞬間に「やらなければいけないこと」に変わってしまうらしいです。なので、リストにすればするほど気が重くなり、ペースダウンしてしまう・・・。
そんな風に、「自分にとってうまくいく方法」が「ヒトにとってうまくいく方法」であるとは限らないんですよね。
逆も然りで、どんなに効率的な方法でも自分にとって効率的であるとは限らない。
100人中99人がうまくいった方法だとしても、自分にもそれが当てはまるかどうかはわからないのです。
その「うまくいくか、いかないか」の差って、
自分がワクワクしてノリノリでできるかどうか!!
だと私は思うんです。
その点、子どもを見てるとホントわかりやすいんですけどね。
海が大好きな子は、波が来てもテンション上がって飛び跳ねて波をうまく交わして夢中で遊びます。でも、波が怖い子は腰が引けた状態で人にしがみつこうとして、浮き輪ごと転覆して「もう帰る~」と泣き叫んだりする。
そういう光景を見たことある人や、実際経験のある人もいると思うんですけど、同じ条件でも気持ちによって本当に顕著に差が出るんですよね。
まあ、大人が日常生活の中でテンションMAXでワクワク&ノリノリになるのはちょっと難しいにしても、少なくとも”イイ感じ”がしているかどうか。それが大事ですね^^
ちなみにその”イイ感じ”というのは、世間の評価や誰かの結果を見て「良い感じ」というのとは、全く違います。「心が躍るかどうか?」や、何の計算もなしに純粋に「楽しそう」「いいなぁ」という気持ちがあるかどうかです。
そしてもし”イヤな感じ””気が重い感じ”がするなら、ヒトの真似をしなくてもいいんです^^なぜなら波で転覆するコと同じで、プロセスも結果も思うようにならない可能性が高いからです。
これはヒトに対してアプローチするときも、同じことが言えるんですよね。
自分が「良かれ」と思って何かアドバイスをしたとしても、それが相手をワクワク&ノリノリにしない方法なら、そのアドバイスを取り下げてあげたほうが良いこともある。
「やっといてって言ったのに、全然やってくれない!」とか、「このヒトやる気あるのかな?」っていう時って、かなりの確率で”ワクワク&ノリノリ”から遠ざかってるんですよね。
そんな時は、「何でやらないの?」と相手に詰め寄るよりも、「このやり方は、イヤだった?」「あなたがもっとうまくいく方法を一緒に探してみよう」とアプローチを変えてみると、その人にとっての”うまくいく方法”が見えてくるかもしれません^^
ちなみに・・・。
「何で私がそんな気を遣ってあげなきゃいけないの!?」「あいつは甘ったれてるんだ!」「多少ムリしてでもやれよ」という攻撃的な気持ちが湧くとしたら。
それは普段、自分が自分自身をノリノリ&ワクワクにさせてあげていない証拠。
「私だってガマンしているんだよ」「私だってそういう風に扱ってほしい」という気持ちがあるから、ヒトに優しくしたくなくなるし、怒りが湧いてしまうんですよね。
なので、まずは自分で自分をノリノリ&ワクワクにさせてあげてください。
それから、「みんなもガマンしてるのに、私だけノリノリ&ワクワクになるなんて、良いのかな・・・」と、気後れする必要もないのです。
自分がノリノリ&ワクワクで心に余裕ができれば、その空気に感化される人や癒される人が、必ず周りに増えていくからです。
I’m not OK,you’re OK,we’re not OK.
I’m OK,you’re not OK,we’re not OK.
I’m OK,you’re OK,we’re OK.
私が大丈夫じゃないとき、あなたが大丈夫でも、私たちは大丈夫じゃない。
私が大丈夫でも、あなたが大丈夫じゃないなら、私たちは大丈夫じゃない。
私もあなたも大丈夫なら、私たちは大丈夫。
”We(私たち)”という言葉は、「私とあなたは同じ(一緒)です」という時にしか使いません。
私たちは、家族。
私たちは、友だち。
私たちは、人間。
私たちは、日本人。
私たちは、同じ地球に住んでいる。
それが、”We(私たち)”ということ。
わたしはあなた、あなたはわたし。
その感覚を、いつも忘れずにいたいですね^^
セラピスト、椎名優理でした。