自分らしく生きるための、エネルギーの「自給自足」と「循環」

「他人から見える自分と、自分で思う自分が違うんです」
人から「優しい」「面倒見がいい」「しっかりしてる」など…。
褒めてもらえることが多いけど、その言葉を素直に受け取れない…。
そんな風に評価されればされるほど、それを「演じようとして」どんどん自分じゃなくなっている気がする…。
期待に応えようと頑張ってしまって苦しい…。
最近この辺りの相談が多いので、久々にセラピストっぽい話します(笑)。
(対話の時は話してるけどね…最近ブログでは書いてなかったもんね…)
この相談に関して…
まず、人からの褒め言葉を受け取れないときは「自分への評価が低すぎる」か「基準が高すぎる」か「褒めてくれた人を信用してない」か「褒め言葉をまともに受け取っちゃいけない病」。
このあたりが疑わしいw
それで、そのどれだったとしても、とりあえず褒められた時に「私なんて…」と謙遜したり、「この程度のことで…」と否定しないで、「この人には、そう見えるんだな」「この人は、そう思ったんだな」と、とりあえず言葉をそのまま受け取ってみる。
「優しさ」とか「面倒見の良さ」とか「しっかりしてる」とかって測れないし、基準は人それぞれ。
「何をもって、そう言ってるのか?」っていうポイントも、明確にあるわけじゃない。
褒め言葉は、それを言った人の感性が表れたもの。
その人があなたに対して湧いたエネルギーの表現。
だから「事実かどうか」ってとこは、実は重要ではない。
(そもそも検証のしようもないから)
褒め言葉やそのエネルギーを、素直に受け取ってもいい。
ただその人の基準や感性と、自分の基準や感性の「違いを知る」だけでいい。
自分の思う自分と他人から見える自分にギャップがあるわけでもない。
ギャップがないなら、そもそもギャップを埋めようとか期待に応えようとか、わざわざ演じる必要もない。
そのままの自分でいるだけで、人は勝手にあなたをそう見てくれている。
そのことに気がつくだけでいい^^
それでも、褒め言葉や評価を受け取れないとしたら、余程その人の感性や基準が疑わしいのか?って話になってくる。
その場合、その人のあなた以外に対する褒め言葉や評価も的はずれなのかな?と、視野を広げてみる。
あなた以外に対しての褒め言葉や評価は本当だと思えるなら、あなたが自分を過小評価しているということ。
そんなときは、自分に対して激甘評価してあげて~^^
(あなたの激甘が、正当ってことで良いのよ~。世の中は意外と優しいのよ~。)
それから、本当に的はずれだと思う場合は、その人からはあなたの視点とは全く違う世界が見えているか、嘘つきかの二択^^;
ただ、それもどちらにせよ、じっくり対話してみない限りは確認のしようがない。
対話して、あなたと全く違う視点を持っていることに気づけば、お互いに補完し合って世界を広げることができるでしょう。
もし本当に嘘つきなのだとしたら、なぜそんな風に嘘をつく必要があるのかを話せたとき、人に寄り添い理解する力が養われるでしょう。
寄り添えないのだとしても、お互いに程よい距離の関係でいるだけのこと。
最後に…もう一度言います。
褒め言葉は、それを言った人の感性が表れたもの。
その人があなたに対して湧いたエネルギーの表現。
自分に対して過小評価や自己卑下をすること、褒め言葉や評価のエネルギーを受け取らないことは、長く続けているうちに「エネルギー不足」を生みます。
「なんだか心が満たされない感じ」、「人と一緒にいたあとに疲れる感じ」は、けっこうサイン。
そのときはエネルギーの自給自足と、人とのエネルギー循環を意識して。
「頑張ってる自分」「よくできてる自分」を、自分で認めて褒めてあげること(エネルギーの自給自足)。
褒め言葉を受け取って、「ありがとう」と喜びや感謝のエネルギーを返してあげること(エネルギーの循環)。
これを繰り返していくと、心が満たされ、枯渇ぎみのエネルギーも復活してきます^^
心当たりのある人は…「エネルギーの自給自足と循環」、ぜひ意識してみてね♪
椎名ゆりでした^^