【沖永良部島】奇跡の絶景「ダブルレインボー」

梅雨。それは、鬱陶しい雨の季節。
けれども、この沖永良部島には、雨の季節だからこそ出逢える奇跡の絶景がある…。
先月のこと。
旦那さんと二人で海へ行きました。
その日は朝から雨模様。
わずかな雨の合間に、少しでも外の空気を吸いたくて。
その時は、「まさに、”どんより”って、このことだよね!」と言いたくなる天気でした。
晴れていてれば、19時くらいでもまだほんのり明るい季節。
それなのに、17時半でこんなに暗いなんて…。
時折小雨も降ってきたので、車に乗ったり降りたりしていました。
「今日は夕陽見れないかもねぇ~」
そんなことを言いつつ、なぜか二人とも「帰ろう」と言い出さないまま。
一時間が過ぎ、雲の切れ間から少しずつ黄金の光が差し込んできました…。
「これはこれで、綺麗だねぇ~」
見とれていると、その光は徐々に大きく広がっていき…
空に、オーロラのような光のグラデーションが描かれていきました。
そして太陽を背に、振り返ると…!
大自然が織りなす、一度限りの光のショー。
まさか、夕焼けと同時に虹が見られるなんて。
あのどんより空からは、全く想像もできませんでした。
それなのに「なぜか」この時、この場所から離れようと思えなかった…。
その理由が、この奇跡の絶景を見た瞬間、納得できました。
奇跡はいつも、そんな「なぜか」という曖昧な形で、「そこ」に、存在している。
こういう奇跡に出逢う度に、感じずにはいられません。
「この島や、地球に存在を受け容れてもらえている」。
自分自身が何をしていても、何をしていなくても、「許されているんだ」と…。
それは、人によっては、ただの幸せな勘違いと言われるかもしれないけど…
幸せなら、勘違いでも良い。
幸せと感じること以上に、幸せなことはないから^^
大自然の中で圧倒的に綺麗な景色を見て。
美味しいもの食べて、よく寝て、よく遊んで。
そうすれば、ほとんどのことは満たされる。
逆に、満たされないのは、そのどれかが欠けてしまったとき。
だから、心が元気をなくしかけた時、「幸せ」の感覚を忘れかけた時。
それから、もっと満たされる余地があると感じる時。
ぜひ、沖永良部まで足を運んでみてください。
その時に必要なものは全て、この島に揃っているから^^
そして、然るべき時に、然るべき人に、然るべき場所で、島は奇跡を見せてくれるはず。
梅雨には梅雨の、真夏には真夏の、冬には冬の、季節の絶景と共に…。
椎名ゆりでした^^