「”自分たち”の世界から出る」ということ

こんにちは。椎名優理です^^
世の中には「恋は盲目」なんていう言葉がありますが、パートナーシップの取り組みって、”自分たち”の世界に入りがちです。
この世の全てが自分とパートナーを中心に考えてしまって、
仕事も、服も、スケジュールも振る舞いも…
全ての思考から他人が消えて、まるで”自分たち”のことしか頭にないかのように。
私たちはそんな状態を、「マイワールド」と呼んでいます。
漢字一文字では、こう書きます。
囚
とらわれ。
周りの世界と垣根があって、全てその垣根の中で完結しようとしている人。(←それこそが囚われ)
自分たちの時間の使い方が、
自分たちの考え方が、
自分たちの言動1つが、
周りにどう見えているのか?
周りにどんな影響を与えているのか?
それをわかっていて、その選択をすることと、
それを全くわからずに、その選択をすることでは、
その意味も、人に与える印象も、まるで変わってきます。
恋を大切にすることは、とても素敵なこと。
自分を大切にすることや、パートナーを大切にすることも、とても大事なこと。
でも、それだけでは、その恋愛は所詮「”恋”止まり」。
愛にはたどり着けません。
パートナーと「共に生きる」ということ
本当の意味で自分やパートナーを大切にするということ。
本気で愛するということは、自分たちとつながっている、周りの人まで大切にするということだと私は思うんですよね。
人は誰でも、一人で生きている訳ではありません。
大切な人の、大切な人まで、大切にする。
それがパートナーと愛し合い、共に生きるということ。
周りが見えていない人に、一体何ができる?
まあ、私も自分の10代、20代の恋愛を思い出せば、エラそうなこと言えないんですけど(笑)。
もっと周りを見てごらんよ。
それを忘れると、周囲は冷ややかにあなたたちを見る。
もちろん、人目を気にしすぎて何もできなくなるのは違うよ。
あなたの目に、心の中に、周りの人は映っているの?
「たったそれだけ」のこと。
でも「たったそれだけ」のことが、周囲からのあなたへの評価になり得る。
マイワールドから出なければ、周りの人と調和して生きることは不可能。
自分の世界に囚われている人は、
周りの人を尊重することも、
周りから尊重してもらうこともできない。
私の周りにいる人が(もちろん、読者のみなさんを含めて)、尊重されないことは、とても悲しい。
両親、家族、親戚、友人、近所の人。
いつも接する人に歓迎され、愛される夫婦でありたいですね^^
「夫婦関係」専門コンサルタント、椎名優理でした^^